top of page
Move on
2022年
710mm × 210mm
手を振って
いい気分で進まねばならぬ
急がずに
休まずに
志賀直哉『暗夜行路』より
本紙に偶然できた模様が、少しカタツムリに見えたことから着想を得て、ゆっくりでも着実に前進するカタツムリの様と、『暗夜行路』の一節を重ねました。
散らし書きの構成は、言葉の意味を踏まえて、ステップアップしていくというイメージで階段状にしています。
また、「掛け軸」を現代の建築にも合うような形にできないものかと、このような細長い形にしました。
bottom of page