2022年
460mm × 400mm
金色の
ちひさき鳥のかたちして
銀杏ちるなり
夕日の岡に
与謝野晶子
黄色の布は、銀杏の葉を抽象的に表現しつつ、丸い染みを夕日に見立てています。
「銀杏」のように、季節を表す言葉が入った歌を作品にすると、飾れる季節が限定されてしまいますが、金色の「金」と銀杏の「銀」で、縁起物として年中飾れる作品になるように字を選びました。